1月22日、遊佐で遊ぶ会「味噌づくり体験」を行いました。味噌づくりは冬に行う手仕事の一つです。なぜ寒い時期に行うのかというと、冬から春、夏と周りの気温が高くなるのに合わせて麹菌の活動も徐々に活発になり、発酵熟成が進むからだそうです。

今回は、事前に煮て柔らかくなった大豆を潰し、塩と麹に混ぜ、容器に詰めるところまでを体験しました。事前に用意された大豆は、1日浸水した後、柔らかくなるまで数時間煮ています。材料はシンプルですが、手間暇がかかっていますね。

大豆を潰したり、味噌に空気が触れないように容器へ投げ込む作業など、力を入れた大胆な作業がある反面、悪い菌が繁殖しないように、除菌スプレーを使ったり、酒粕で蓋をしたりと、繊細な作業も必要で、味噌づくりの奥深さも感じられました。

作業終了後は、白米に味噌をつけたおにぎりと、味噌と鰹節を入れてお湯で溶いただけの簡単味噌汁を試食しました。豆や麹の風味がダイレクトに感じられて美味しかったです。

この日作った味噌は、それぞれ自宅で熟成させて、食べごろは10月終わり頃だそうです。ちょうど新米の季節、炊き立て新米ごはんに自分で作った味噌をつけて食べるのが楽しみですね!

 

 

※遊佐で遊ぶ会とは…
遊佐町に移住した方に向けにNPO法人いなか暮らし遊佐応援団が企画している交流会です。遊佐町の豊富な自然や郷土食などの文化に触れる機会を通じ、参加者同士の交流や、新たな遊佐の魅力発見ができるような内容を企画しています。
毎年秋に行う「冬支度の会」では、遊佐の冬をより快適に過ごすためのポイントや、雪道運転のコツなどを共有し、より安全で快適な冬を迎えられるようなアドバイスを行っています。

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