2月23日(金)毎年恒例の「鮭稚魚放流会」を行いました。子どもから大人まで20名以上の参加者があり、
バケツに入った体長約5センチの稚魚を放流しました。
明治時代から鳥海山麓の清らかな水で人口孵化を行い鮭の命を繋いできた遊佐町の誇るべき伝統。
そして、繋がれた鮭の命は私たちに恵みを与えてくれます(SDGs)。
5万キロにおよぶ旅で成長し4年後再び生まれた川に戻ってくることを楽しみに、
そして4年後の自分や子どもの成長に思いを馳せながら見送りました。
放流後は会場を移動し、冬の郷土料理「寒ダラ汁」をいただきました。
荒々しい冬の庄内浜で獲れる寒ダラの頭から尻尾まですべて余すことなく使うのが特徴で、
味噌仕立ての汁で「切り身」・「どんがら(アラ)」・「あぶらわた(肝臓)」を煮込み、
「白子(ダダミ)」・「豆腐」・「長ネギ」を最後に入れて出来上がり。
香り豊かな岩のりをふりかけていただきます。
その他に
・遊佐産米の「おにぎり」
・郷土料理「鱈の子炒り(子づけ)」(寒ダラの卵と糸こんにゃく、にんじんを入れて炒めたもの)
・「はりはり漬け」(干し大根の漬物)
がテーブルに並び冬の幸を堪能しました。
お腹いっぱい、体がホカホカになった後は「方言カルタ」で遊びました。
読み札は「標準語」、取り札には「遊佐弁」が書かれていて結構難しいカルタなのですが、子ども達が次々と札を取る
思わぬ展開に「遊佐弁安泰!」「いがったごど!」と心の中で思った大人は私ばかりではなかったと思います・・。
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