3月1日(日)、毎年恒例の「鮭稚魚放流会」を行いました。

当法人が設立して以来続けてきた鮭の稚魚放流ですが、今シーズンは遊佐町のみならず全国的に鮭の遡上数が低迷し、事業が危機的な状況に陥っていました。

例年は2月下旬に実施している放流会ですが、「もう少し稚魚の成長を待ってほしい」と組合からの声があり、今年は1週間遅らせての開催となりました。また、この危機的状況を多くの方に知っていただきたいという思いから、いつも協力をお願いしている枡川鮭漁業組合だけでなく、今後は遊佐町内の月光川水系にある他の鮭漁業組合(箕輪・高瀬川)にもご協力をいただけることとなりました。

今年は、これまで以上に貴重な鮭の稚魚を分けていただき、無事に放流会を開催することができました。

参加者はバケツに入った鮭の稚魚を手に、「いってらっしゃい!」と声をかけながら、近くの川へ放流しました。

今回放流したのは、11月10日に生まれた鮭の稚魚。
重さは約1g、体長はおよそ5cmほどです。
この小さな稚魚が、3~4年後には60~70cmほどに成長し、再びこの川へ戻ってきます。

帰ってくるのはほんの一部ですが、それでも戻ってくることを信じて放流しました。

放流のあとは、生涯学習センターに移動し、ランチ交流会を行いました。
メニューは、庄内の郷土料理「寒だら汁」、寒だらの卵にこんにゃくと人参を入れて炒った「鱈の子炒り」、そして遊佐産のお米で握ったおにぎりです。

最近は魚を食べる機会が減り、さらに温暖化の影響もあり、鱈も昔のようには獲れなくなってきています。そのため、寒だら汁も気軽に食べられるものではなくなりつつあります。
途中、鱈の半身を見ながら説明を聞く場面があり、こどもから大人まで皆さん興味深そうに話を聞いていました。
また、ランチ後には、組合の方から鮭の歴史についてお話いただきました。

今回の放流会と交流会が、地域の自然や食文化について考えるきっかけとなり、少しでも食育や地域理解につながれば嬉しく思います。

 

 

 

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